少し遅いお彼岸で四天王寺に来たついでに…
近くの天王寺公園からの通天閣です🗼
桜は八分咲きかなぁ。
昨日は曇りで少し肌寒かったですが
その方が桜にとっては良いですよね🌸
さてさて
今年の面談で結構お尋ねが多かったのは
海外留学です(中、高、大学)
進路の選択肢として
短期、長期、またはそもそも向こうでの入学を考えてられる方もおられ…
これまでのように何年かに一度のたま〜にあったご相談から
いや~、(進路の選択肢に入れる方が)増えてきているんだなぁ‼︎と
実感しました😳
留学についてのメリットは私が言うまでもなくたくさんあります。
英語力や自立心、経験、多様性を知ることetc…
みなさん、そういったメリットを十分感じるからこそ進路の選択肢に入れられるのだと思います。
ですので私からは
もしかして皆さまからは見えにくいかも⁇🫣と思われるデメリットをお話しさせていただいております。
まず、留学と聞いて
みなさまが一番に期待されるのは「英語力」だと思いますが
私個人的には高校、いや、なんなら大学生くらいまではまだまだ【日本語】をしっかりインプットする時期なんじゃないかなぁと思っています。
もちろん日常会話は3〜5歳くらいで問題なくこなせるようになると思うのですが
大学生までは「日本語という言語を使って思考に深く突っ込む」時期なんじゃないかな、と思っています。
バイリンガルの子どもたちを調べた調査によると
モノリンガル児に比べると語彙数が少なくなります。
一つの言語ではなく、二つの言語で単語を覚えないといけないので、
ある意味当然かもしれませんね。
また、英語の発達の基礎となるのは
まず高度な日本語の獲得です。
日本語をきちんと読めることなく
第二言語で、抽象的、そして構造の複雑な文章の理解獲得は困難な場合が多いです。
日本語で読んでもわからないものが、英語で読んでわかるはずもありませんよね💦
とまぁ、以上は昨年度取った放送大学の言語学からの受け売りも入っております。
次に母としての私の経験から申し上げますと
息子の場合はお金の無駄でした😅
息子の渡航歴は
中高の時に学校からカナダへ2週間(くらい?)、
大学生の時に私の知り合いのフィリピンの語学学校に1週間、そしてインドネシア人の友人宅に1週間、
家族でバリやタイ、ベトナム、トルコ、などで、ここまでは全て親が段取りしたものです。
行ったものの、特に興味を示したわけではなかったため
あまり海外に興味ないんだなぁと思っていたところ
卒業旅行で南米のウユニ塩湖に1人行くと言うので
必要なお金だけ渡してあとはほってあったところ…
2週間どこをどう行ったのやらですが
簡単なスペイン語まで話せるようになって帰ってきました。
そして一言
「今までいろいろ行ったけど、なんっっも残ってない。今回は初めて収穫あった気する」と…
まぁ、その時初めて、私も親として空振りばっかだったんだと気づいて…😭
今まで頑張って行ってもらった海外体験は
「楽しい思い出」
それ以上でも以下でもなかったようで…
親主導で動くことの無意味さ、諸行無常を思い知りました😑
こんな私の失敗談もご参考になれば幸いです🍀
あ、ちなみに中高で留学をお考えの方…
焦らずとも大学に行けばいくらでも機会はありますよ😊短期、中期、長期、ホント、いくらでも!
もし、大学、就職など日本に基盤を置くのであれば
日本の大学入試システムのエスカレーターを降りるという犠牲払ってまで
中高の間に短〜中期で留学されるのは良くないのではないかなぁと
思います。
いっそ長期で留学して、帰国子女などの特殊な枠を狙う手もありますが
それはあくまで一部の大学の一部の処置になりますものね。
以上、どこかご参加になれば幸いです🍀
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