おぉ、兵庫県公立高校入試よ、どこへ行く?~分析会その2

ハロウィンまであと1週間ほどですね。

今の時期、100均に行けば入り口は満艦飾のハロウィングッズ

コンビニでは「クリスマスケーキのご予約はこちら」

近くのスーパーでは「おせちのご用意は早めがオトク」


総出かよ…


(写真は今度のハロウィンで配るマシュマロ。目玉マシュマロなんですねぇ👀)



さて、昨日の続きを書いてみたいと思います。




みなさんも

「字面を追って読んだは読んだ。けど、なかみは全然入っていない!」

状態って経験ありませんか?


学生時代、

体育の後とか5時間目だとか

目を開けながら寝ている状態

ご経験されたことは絶対ありますね?


実は子どもたちが「真面目に」勉強している場面でも

その状態ってときに起こっています。


どういうことかというと、

考えずに手や目の反応だけで

問題を解いている状態です。


もちろん簡単な作業チックなドリルでは

これで済む場合もありますが、


こんご教育改革では


こういったパターン化されてそれほど考えずにすむ問題は


ぐんと減っていきます。





わかりやすい例をあげてみましょう。


「会議におくれないように、すぐ出発してください」


こちらを英訳する問題がでたとします。

問題には「so that 」を使うように指示が出ています。




この英訳ですと、二つタイプのお子さんがひっかかります。


まず、真面目な仮にAちゃんとしましょう。

Aちゃんは、習った通りに一生懸命「so that =するために」と

呪文のように唱えて覚えてきました。


でも

設問ではso that を使うように指示が出ているにも拘わらず

日本語を見てもどこにも「するために」って出ていません。


Aちゃんは、「ムリ!わからん!」ってなって

結局分かるところだけ英訳して提出します。

たとえば、

Leave home soon.

みたいな。




つぎに深く考えることの苦手なBくん。

問題は表面だけをみて、感覚でパッパと行きがちです。


so that はなんとかわかったとして文を作ります。


やった!できた!


そしてできた文章が

Please leave soon so that I can be in time for the meeting.

「私が会議に間に合うように、すぐに(あなたが)出発してください。」


えっ?えっ?これどんなシチュエーションやねんよ?


という謎文をつくってこちらを迷宮にいざないます。




どちらのお子さんも間違いの根は同じです。


Aちゃんは日本語→英語を丸暗記で、考えようとしていません。

Bくんはやはり文章の表面だけをなぞって、考えていません。



どちらも中上位層で、

今のところ

学校ではそこそこの点数はとれていると思います。


ただ、二人に共通しているのは

「会議に遅れないように、すぐ出発してください。」


この文を本当の意味で読めていない、ということです。

読んでいるのは字だけなのです。


文章の立体映像が頭に浮かんでいません。


これを出来るようにしていくために


教室では

取り組みを始めていますが、


ご家庭でできることは


やはり一つの事柄(例えば学校のできごと)を

おうちの方がじっくりと聞いてあげて

アウトプットさせ


お子さんの頭の中で

1、思い→→→言葉

2、言葉→→→立体映像


に変換するように聞いてあげたらいいのでは、と思います。


次回、

例をあげたいと思います。

ラングリッジ英語スクール KOBE Maiko

雄大な明石海峡大橋が目前に広がる神戸、舞子。 この地で地域のお子さまに英語を教えています。 当初は完全ご紹介制のみのクラスで結果を出し続けてきましたが、ご要望を受けましてスクールとして開校することになりました。 どうぞよろしくお願い申し上げます。 . 連絡先:lepetitrobenoire@yahoo.co.jp 090-8527-7690

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