(家族のように仲良くしているネパールのご一家から、ストールとチャイが届いたよ😊🙏ナマステ)
前回、中学生のクラスのゴールは2つあることをおはなししました。
そのうち一つは
子どもたちが英語に対して「得意」感を持てることということでした。
きょうはもう一つのお話
「高校英語につなげていく」
をおはなしさせてくださいね。
高校生を見ていて感じるのですが、
結構多くの人が大学受験で苦労している
共通ポイントがあるなぁと思います。
以下の2つが主だったところなんですが、
その2つをできるだけ楽に乗り越えられるように
中学時代にできることは対処しておきたいと思っています。
というのも
私自身が
中学の時に英語が得意だったんですが、
その慢心のまんま高校に進んで、
なんだか途中でもやもやとわからなくなったクチなんですよね(;´д`)トホホ
さて、子どもたちはどんなところで躓くかというと…
【1つ目】
単語&文法において、中学英語と高校英語のギャップに苦しむ。
どういうことかというと、
最近は中学では文法は必要最低限しか教えませんし、英語→日本語の訳もさせないので、中学生はフィーリングで英語をとらえる傾向が強いです。
フィーリング英語は、語学習得の上で一見理にかなっていそうですが、文章が少しでも複雑になるとたちまち読めなくなります。
母国語ではない他言語を、ある程度の年齢に達してから効率的に習得しようとするなら、文法というガイドは必携です!
これなしでは絶対に絶対に無理です。(日本にいながら1年くらい英語漬けの生活を送れるならば別ですが)
しんどかろうか、つまらなかろうが、今必要でなかろうが!
高校英語につなげるために絶対に最低限必要なのは「品詞」と「五文型」だと思っています。
かならず身に着けてほしい思いで、
頻繫に「品詞は?」「SVふってごらん」と声をかけ、確認させています。
【二つ目】文法理解があいまいなせいで、骨のあるしっかりした長文が読めない現象が起こる。
高1英語ギャップもそのままで、
なんとなく3年まできてしまうと
いざ受験となって2次試験レベルの高度な長文読解には歯が立たないです。
きちんと文の構造を把握したうえで読まないと何が起こるか?
読める単語をつなぎ合わせ、文中に書いてありもしないことをフィーリングで自分で作りだして、ファンタジーのごとく自らの物語を紡ぎだす生徒が多いです。
そのファンタジーもなかなかに面白かったりもするのですが、残念ながら点数にはつながりません。
そういったファンタジー英語、フィーリング英語は、対面のコミュニケーションをとるうえではさして問題ないでしょう。なにせ身振り手振りや、表情、間合いが言葉を補ってくれます。
ですが、マスターしてほしいのは、きちんとした海外の論文を読める力です。
大学入試改革でいかにスピーキング能力の重視が叫ばれようが、
きちんとした難解な論文を読む能力を大学が要求しなくなる日は来ません。
この点では
兵庫県の公立高校入試(英語)は、
長文問題オンリーなので、
細かい文法的な知識がなくても
ある程度なんとかなります。
これ、弊害と言っていいとおもうんですが、
そのせいで
高校生になって高1ギャップに陥るお子さん多いのではと思います。
上記に書いたことを
高校生になってもできるだけ楽に乗り越えられるよう、
英語の本質的なところから
教えているつもりです(*´ω`*)
ではでは、朝晩、冷えてきますので、
みなさま体調に気を付けてお過ごしくださいね(@^^)/~~~
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