普段、動きのすくないまったりとした生活を送っていますが、
結構心は忙しいです。
感動したり感動したり感動したり…
先日読んだ本
「ハーバードの心理学講義」という本の中で
内向型の人間は覚醒レベルが高めだというようなことが書いてあり、
つまり刺激に敏感なので
刺激をコントロールするために
落ち着いた時間を無意識に持っている
とありました。
そーだゎ!
本当に、私をよく知る海外の友人から
君は本当にsensitive (繊細)だと言われたことがあり、
「ふんっ、なにがさ!」とムッとした覚えがあるのですが(笑)
いや、たしかに
この静かなコアラのような生活から
そろそろ仙人のような心持ちを持っていてもいいはずですが、
結構心は頻繁に動きます。(忙しい!気がする…)
前回
高3の元生徒さんのお話をちらりと書かせていただいたのですが、
今日はその方との思い出と
先日いただいた感動を書いてみようと思います。
(現生徒さんのことは書きません。でもSちゃん、あれから3年、そろそろ許してください)
3年前、
Sちゃん中3の夏休み前になりますが
ご紹介でいらっしゃいました。
かれはスポーツで頑張っておられました。
もう少し成績を…ということでしたが
中3の夏休みだというのに
遠征で全国を飛び回って
ほとんど神戸にいないような状態でした。
(私からしたら、びっくりしすぎで信じられない思いだった(*_*;…)
しゃあないなぁ。。。
幸い文法的な破綻はなく
勉強不足での成績不振だったので
本屋さんで最低限必要そうな知識を集めた
小さな本を2冊ほど選んで、
渡しました。
遠征の日数を計算して、
いつ、どこをやるのかページまで指定しました。
「これ、寝る前に10分だけやってほしいねん。」
「はい、わかりました!」
それから10日ほどのちに来た時に
彼はその宿題をやってきませんでした。
通常見逃しますけど、
中3夏休みじゃないですか!
怒った私は問い詰めました。
「あのさぁ、こんな宿題すらやれないんだったら無理だから!
行ってるだけで成績上がるような塾はこの世のどこにもないんだから!
今回やってこなかったのはもうしょうがないよ。時は戻れないからね!
でも次回からどうするつもり?(怒)」
「がんばります」
「ホントなの? 次やってなかったらどうする?(やめてもらうよ!)」
「次、やってこんかったら頭丸めます!」
「(心の中で爆笑)いや、それ誰得だよ?そんなんしてもらっても私もうれしくないし、
ってかそもそも誰の得にもならんから…。
とりあえず現実的なこと考えよう!今回なんでできんかったか、生活を見直そうや」
いや、頭丸めるという発想は…
やはりスポーツをされる方特有なのだな、とある意味すごく印象に残っていました。
(*_*;
秋になり、ハラハラする私をよそに
ぐんぐん成績を上げていくSちゃん。
模試でも良い成績をおさめ
あれよあれよと思ううちに
スポーツでの推薦という道もあるにも関わらず
一般入試で希望の高校の
しかも特進のコースに合格され
そちらの高校のお近くに越していかれました。
スポーツ推薦ってすごい誘惑だったと思うんですが、
「一般入試で勝負します!」
というSちゃんと親御さんの
こころざしにその時も感動したんですが…
先日お母さまから久しぶりにご連絡をいただきました。
Sちゃんは勉強とスポーツを両立され、
この秋の大会で100名を超える部員の思いを背負って
戦うとのことでした。
そしてこの大会を終えてから
来春のセンターを受けて国立大学を受けると…
また推薦、蹴ったんかー、Sちゃん。
楽な道もあるだろうに
スポーツしてるだけでしんどいだろうに
自分にとってつかみたい未来に
挑戦していくんだなぁと
涙が出る思いでした(ついでに驚きでひっくり返ったよ!)
そしてお母さまからいただいたメールにも感動しました
(すみません>< 自画自賛になるようですごく憚られるのですが、私のやり方を受け取ってくれてたんだなぁとすごく嬉しかったのでご紹介させてください)
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実は 高校在学中に何度か やっぱり田中先生に英語を教えて貰おうか…と思った事もありました。
その時 Sは「田中先生は その辺の英語の先生とは違う。生きた英語を教えてくれる。学校の英語の授業とかそんなレベルじゃない。英語の本質を教えてくれる先生や。マジで困った時の救世主やから 今はもったいない」←なにが(笑)
と リスペクト凄まじいのです。
うぅ…
そして日曜日に
生まれて初めて間近にみたスポーツは
サッカーでした。
行くまでさんざん躊躇したんですが
まだ続く…
(息子は中高時代、器械体操をやっていて一回だけ見に行く許しを得たな、そういえば。やはりここはSちゃんの許しを得ないとダメだな、でも断られたら傷つくな、お母さまに聞いてみようか、でもお母さまとSちゃんの気持ちが違う場合は聞かれたらかえって困るだろうな、やっぱりやめておいたほうがお互いに良いか…)
どんだけ自問自答をくりかえすねん!
ってくらい考えた挙句、
ようやく出かけました(トロい!)
学校の門が見えた時、
「そういえば最近はIDとかないと入れないのでは!!!校長先生に許可とかいるのかな。なんて説明したらいいんだろう?(青ざめる)Sちゃんの名前をだしてご迷惑になってはいけないから、その場合はこのへんぶらぶらして近くの義母のところに寄って帰りましょう」
どこまで慎重なんだよ!
幸い誰にもとがめられることなく
それどころかどこかの部員さんにご挨拶までしていただき
無事に見ることがかないました(#^.^#)
うちの子どもたちはこのような本格的なスポーツは無縁だったので、
なにもかも新鮮に映りました。
サッカーの迫力に感動して、
青春のもつパワフルな空気に感動して、
そしてSちゃんのプレー姿が超絶かっこよすぎて感動して
(私の中では銀橋からの宝塚トップスターのウインク並みの破壊力だった)
そして
Sちゃんのお母さまの母親力
Sちゃんのこころざしの高さ…
学ばせていただきたいことがギュッと詰まっていました。
Sちゃん、18歳のあなたは
まちがいなく私の尊敬できるような人になってくださいました。
ご立派です。
この大会、
最後まで応援しています!
できましたらみなさまも応援したげてください!
報徳学園です。
そして
私が見に行ってもよいお子さまの試合や大会があれば、
どしどしお誘いくださいね(#^.^#)
(でないとこんなに迷うからね笑 )
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